負けるのが死ぬほど嫌な方はいませんか??
あるいは、負けるくらいなら「最初からやらない」と決めてる方??
はーーーい!!!!(全力の挙手)
私はこれ、未だによくやります。
それで自分の人生狭めてるだろうなって自覚がありましたし、何にも熱くなる瞬間ないな、ムキになれないな、とも思ってました。
自分は冷めた人間なんだ、それでもいいんだって言い聞かせたときもありましたし、
「負けないようにカッコつけてる自分が、いちばん、カッコ悪い」と貶めたときもありました。
ぜんぶぜんぶ、ひとえに、「負けるのが死ぬほど怖い」からです。
負けた途端に、私の価値がなくなって、生きていけない感覚があるからです。
この辺の癖については、また別の機会に書いてみるとして、今日は私がやってる「日々、負ける練習」をご紹介します。
あえて、折ってしまおう、その心。
強く強く思い込んでるなら、小さく、しかし意識的に「負けても受け止めてもらえる」ことをあえて経験して、だんだん、
「負けるのは死ぬほど怖いままだけど、怖くても良い」
「負けても、私の価値とは別物。私の価値は揺らがない」
この感覚に上書きし、自分の中の選択肢を「怖いけどやる(挑戦できる)」形に広げることを目指しています。
聡いあなたはきっと、ずっと理屈は分かってたはず。
あとは実践あるのみです。
私の場合、しんどいことだと途端にやらなくなるので笑、好きなもの、楽しいもので練習しています。
ずばり「ゲーム」です!
「勝ち負け」があるものなら、どんなゲームでも良いと思うのですが、私はアクションRPG等のテレビゲームがいちばん、
「負けたとき、もう二度とやりたくなくなる」感覚が出ます。
「もう二度とやりたくない」くらい、私の「負けたくない」こころが、反応として出ているんです。
大事なことは「安心安全な誰かと一緒に」練習すること。
「負けた」とき、「心折れた」とき、それでも「負ける貴方もありだよ」って、態度や言葉で示してくれる人がいいです。
私の場合、PS4の、ゾンビと戦うゲームをパートナーとやりました。
死んだら交代、代わりばんこで1つのゲームを進めます。
私はアクションゲームが元々苦手で、ボタンどれかすぐ分かんなくなるし、タイミングとか間合いとか「何それ、美味しいの?」という感じ。
プレイ自体ヘタクソなので、これがまぁなかなか進みませんし、ゾンビにかじられてしまうと即ゲームオーバー。
その度に舌打ちして、「何これバグじゃないの?!」と当たり散らして、コントローラーをぶん投げていました…笑。
当初はゲームオーバーの度に、とてもショックで、即、再プレイは不可能でした。18歳以上が対象年齢のゲームだったんで、かじられる様も結構エグくて見てられなかったんです。
二度とプレイする気にならず、「その日はずっとパートナーのターン」なこともままありました。
難しい面やボスの撃破を諦めて、全部攻略をお任せすることも。
パートナーには当時「こんなすぐぶちギレるし、ぶん投げるのに、なんでこの人プレイを続けるんだろう?」と不思議に思われてたそうです笑。
それでも、私の中では「負ける練習」すると決めてましたので、「途中で諦めないこと」だけを意地になってやりました。
変化はゆっくり、でも確実に訪れる
すると、だんだんと、ですね…!
負けた後、立ち直るまでにかかる時間が短くなり、ボスとも粘って何度も戦えるようになりました。
「めっちゃ怖いけど、手汗は相変わらずやばいけど、でも、やる」
「諦めなければいずれ勝てる」
と思うことが増えました。
相変わらず負けるとめっちゃ悔しいし、舌打ちするし、ゲームを(不当に)罵りますよ!笑
でもそんな私も「アリ」と思ってますし、最終的に全クリに漕ぎ着け、続編も買ってのめり込んでプレイしました。
「敗北すなわち死」を抱える同志の皆様、積極的に心を折っていきましょう!
今は全く違うゲームを遊んでますが、以前よりずっとほどほどに「ムキになってる」し、負けても楽しんでると思います。
とんでもない負け方した時は、思わず爆笑するほどです。これが前は全く(ただただ怖くて悔しくて)できなかった…!
ゲームはあくまで私の体験談で、いろんな手法があると思います。
同志の皆様におかれましては、自分に合った楽しいやり方で、カジュアルに「負ける経験」を積んでいきましょう◎
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